劇的に治ることが本当にいいのか?

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「1回で治ると言っている先生は信用してません」

今年から定期的に通院していただいている女性のひと言でした。

殆どの方が症状を直ぐに治したいと考えていると思いますが、

1回の調整で症状が治まってしまうとかえって危ないというケースがあります。

女性は、過去にとある治療を1回受けただけで劇的に痛みが消えた経験がありました。
しかし、喜んでいられたのは一瞬で痛みが直ぐに再発してしまいました。
その後は、これまで以上に大変な思いをしたそうです。

私は自分の身体が良くなったとカン違いしてしまうことが一番恐いことだと思っています。

痛みが楽になったわけですから、
今まで出来なかった行動は楽にできるようになるかもしれません。

しかし、身体はまだ完全に治っているわけではない為、
無理な動作をしてしまったら当然、痛みはぶり返してしまいます。

場合によっては、女性のように今まで以上に身体を痛めてしまうことも考えられます。

まだ治ってないという感覚が少しでも残っていれば、
無理な動作は控えて、身体を痛めずに済むことだってあるのです。

安定した身体にする為には時間が必要です。
ケアを継続することで少しずつ安定した身体にさせていく必要があります。

調整によって直ぐに痛みが消えたとしても、
まだ治ったわけじゃない、ということをしっかりとお伝えしなければなりません。

劇的に身体が変化したとしても施術者は喜んだりすることなく、
どうすればその人の身体がより安定でき、
症状を予防することができるのかを冷静に考えアドバイスすることが大切ではないでしょうか。

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